曽我神社に祀られる応神天皇と曽我兄弟の像


2022年3月、曽我八幡宮の境内に設置されている看板に新しい写真が加えられました。曽我神社に祀られている4体の像の写真です。

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応神天皇を中心に、向かって左に弟の曽我五郎時致、右に兄の曽我十郎祐成、そしてその隣には、十郎祐成と終生添い遂げようと誓い十郎祐成の死後に出家した虎御前の像です。

そう、実は曽我八幡宮には虎御前も祀られているんです。

毎年行われる例祭では、氏子総代、町内の代表らが集まり、これら像に向かい手を合わせ神饌【しんせん】をお供えしています。

それ以外ではなかなか見ることのできない像を(写真ではありますが)境内で見ることが出来るようになりました。

ぜひお参りがてら、じっくりとご覧ください。


大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ゆかりの地を一気にめぐる富士宮市歩く博物館Cコース


『歩く博物館』とは、富士宮市内に点在する文化財(歴史・民俗・自然など)を歩いて巡り、見て、触れ、感じてもらうためのお散歩コースです。市内に各地域の特色を活かした24コースが設定されています。

【富士宮市公式サイトはこちら⇒】富士宮市歩く博物館全24コース


その中のCコースは、頼朝が巻き狩りの際に馬を止めたといわれる『狩宿の下馬桜』がスタート地点。その後、我が『曽我神社』『曽我兄弟の墓』を巡り、『曽我兄弟の隠れ岩』などがある白糸滝を経由して、ゴールは仇討で討たれた『工藤祐経の墓』となります。

【Cコースのマップはこちら⇒】富士宮市歩く博物館Cコースのマップ(PDF)


もちろん、この順番の通りに歩く必要はないのですが、全行程8キロとお散歩にはちょうど良い距離で、しかも、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ゆかりの地を効率よく一気にめぐることが出来るので超おススメです!

まさに『大河コース』ですね!

富士宮市でもこのコースに力を入れているようで、先の『曽我兄弟の像』の画像を神社境内の看板に加えたのもそのためでしょう。

さらに、もう1つの巡回スポットとなっている『曽我兄弟の墓』の看板も新しくなっています。

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4月中旬になると、このコースのスタート地点である『狩宿の下馬桜』が見ごろを迎えます。コース内には富士山の穴場撮影スポットもあります。

【狩宿の下馬桜についての記事はこちら⇒】源頼朝ゆかりの天然記念物『狩宿の下馬桜』

【富士山撮影スポットの記事はこちら⇒】富士山撮影穴場スポット『峰山広場』


是非この機会に『富士宮市歩く博物館Cコース』を散策して、貴重な文化財を、見て、触れて、感じてください!


上井出『曽我八幡宮』の公式サイトはこちら 曽我八幡宮サイトカード